カラーベストの補修工事です。
安全対策として、作業する屋根の反対側の強固な支柱にロープをくくりつけ命綱としています。
それでも作業できるのはこの位の勾配(5寸)までですね。
さて、トップの画像のように一枚割れているものを交換するとなると、下の画像のようにここまで影響します。
この屋根材は1梱包8枚のセットですので、1枚交換するのも8枚交換するのも同じ材料費がかかっているとお考えください。
棟際ですので、このようにしっかり剥がして釘打ちできると安心です。
軒先に近い部分ですと、カラーベストの隙間から専用の引き抜き器材やノコで留め付けの釘を取り除いて、カラーベストを引き抜き、補修の新規屋根材の留め付けは「接着」という工法を取らざるを得ません・・・が、ちょっと安心できませんよね。そうそう取れるようなことは無いのでしょうけど。
補修完了がこちら。棟板金は色あせはありますがサビ等ありませんので再利用です。しかしもうそろそろ塗装などメンテナンスが必要ですね。
若干色が濃い部分の屋根材が補修した部分です。
その他、ヒビなど入っているところをシーリング材で補修して完了です。