
少し落ち着きつつあるコロナ禍も第二波、第三波が懸念されています。
そういった世相において外出が制限されることは、飲み会などでコミュニケーションを図っていた人たちにとって非常に息苦しい時間を強いることになってしまっていることでしょう。
そこで今回は、少し出遅れた感もありますがWEBミーティングツール『ZOOM(ズーム)』を活用したオンライン飲み会の方法をご紹介します。
家にいながらにして気心知れた仲間と飲み会ができ、ストレス発散にも非常に有効です!
ZOOMとは簡単に言えばテレビ電話のようなもの
『ZOOM(ズーム)』とは、スマートフォンやタブレット、パソコンといったインターネットへ接続できる各種端末を使って、一対一、もしくは複数人でテレビ電話ができるクラウドサービスです。
ビジネスの現場でも遠隔地同士の会議などで広く活用されています。
通信環境によっては画面に多少の遅延は発生するものの、通信は比較的安定しているため安心して使用可能です。
ZOOMアプリをインストールすれば設定完了
スマートフォンやタブレット、パソコンにZOOMアプリをインストールすることで使用することが可能になります。
ただし、パソコンの場合は機種によってカメラやマイクが搭載されていない場合があるため、別途購入する必要がある点には注意しておきましょう。
そのため、もっとも手軽な方法としては、スマートフォンやタブレットを使用することです。
主催者である『ホスト』がルームを立ち上げてURLを相手に送付するだけで、受け取った側はアプリインストール画面へと遷移します。
あとはその指示に従ってインストールするだけで相手とつながります。
ZOOMアカウントは無料でも問題なく使用できる
開催する主催者を『ホスト』と呼び、ホストになるためにはアカウント登録が必要になります。
ホストが主催したルームに参加するだけなら、アカウント登録は必須ではありません。
自分で主催したい場合は、公式サイト(https://zoom.us)内の右上にある「サインアップは無料です」というボタンから登録しましょう。
アカウントには有料と無料がありますが、一番大きな違いは時間制限の有無です。
複数人でZOOMをする場合は無料アカウントの場合40分で終了してしまうため、その都度ルームに入り直す必要があります。
しかし、一対一なら何時間でも話すことが可能です。
そのため、慣れてしまえば無料でも特に気にすることなく使用できると思います。
主催者にならないのであれば、まずは無料アカウントで始めてみましょう。
ZOOMの活用は飲み会だけじゃない
新型コロナウイルスの影響でブームとなった『オンライン飲み会』とは、ZOOMで親しい人たちとつながり、画面越しに話しながらお酒を飲むというものです。
そのため、お酒でなくともお茶を飲んだりランチをしたりと、その活用方法は無限大と言えるでしょう。
音楽教室や英会話教室などの習い事でもZOOMを使用しているところもあるため、使い方に慣れておけば非常に便利です。
外出自粛がもたらした生活様式の激変に柔軟な対応を
緊急事態宣言によって外出自粛となり、街に人が歩いていないという前代未聞の状態を招いた新型コロナウイルス。
この影響で生活様式は大きな転換を迎えました。
今後も第二波、第三波の感染拡大が懸念されています。
今回ご紹介したZOOMはその一端に過ぎませんが、まずはこういったものから少しずつでも「オンライン」という仕組みに慣れていくことで、今後出てくるであろうさまざまなシステムに対するアレルギー反応を抑えることができると思います。
慣れてしまえば非常に便利なシステムですので、ぜひ一度、お試しください。