みなさま、こんにちは。北川です。
今回はH様邸 屋根カバー工事の経緯をおつたえします。
【1】ご相談の経緯 ☜今回はココ
【2】当方よりのご提案
【3】お打合わせによるご決定
コロニアルへのガルバリウムカバーが葺き終わった様子(ICヒランビー 横葺き)
【1】
みなさま、こんにちは。北川です。
今回はご近所から歩いてご相談にみえられた、地元おなじみ様のご依頼です。
H様は94歳とご高齢ながら、あるいてご自身で買い物にいかれるくらいいまだに健脚でおられ、よくお笑いになる元気なご婦人です。ある日当店がかつて横浜市広報紙にだした広告をきりぬいてお持ちになり、屋根カバー工事をなさりたいと仰せになりました。
正直、単身高齢者のかたが今後20年家を維持するための外装工事に出費なさるのは
・ご自宅を親族がそのままご使用になる
・リフォームしてから手放す(塗装のみ含む)
いづれかがおおいものです。現実には内装等も手をかけなくてはならない場合等、ご予算工面きびしく話がながれるケースもあります。もしくは一部をあきらめるですとか。
おうちと車の買い物は、ご納得いくまで検討しておかねの使途をだれしもが有効にしたいものですね。
今回Hさま邸は、比較的近くにおすまいの息子さんが引き継いで住むわけではなさそうで、正直ご予算がわずかなのではないかなあと思っておりました。
(うちご指名で)工事をなさりたいHさまは、今後棟包み等がこわれたりコロニアルを塗らなくてはならなくなるまえに、屋根カバーという方法ではやく不安を無くしたいとおっしゃられました。
そこで現調のちに、現状写真をお見せしながらカバー工事のご説明をお見積り金額とあわせおはなし申し上げます。
すると
はなしを聞き終わったHさまは即答でおねがいします。と迷いがまるでない様でお答えくださいました。その瞬間、わたしは金額をもういちどゆっくり読み上げ「こちらが工事代金ですが、本当によろしいですか?」とおたずねしまして、もう一度見積内容をゆっくりご説明しました。ですがおこたえは変わりませんでした。
オープンハウスもびっくりの早業です。おどろきました、、、
リフォームの工事をはやくなさりたいお客さまには共通点があります。「ご自分のおうちをとても大切になさってこられた」という点です。Hさまもじつにそのとおりでした。
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今回は、お施主様がかかえる課題や不安へなにかご提案して進められたというはなしではなく、各々お施主様のご自宅に関する意識のちがいという視点でおはなしを進めたいとおもいます。