代表の佐藤です。
今日はとある日の現場の様子。

結構年季の入った屋根です。
現在では、屋根葺きは0.35ミリ厚の薄鉄板を使うのが慣習のようになっていますが、こちらは0.27ミリ厚という今ではよく外壁に使う厚みのものでした。時代かなぁ。
鉄板の厚みに関しては、塗装面が傷み、メッキ層が露出して、さらにそのメッキが溶けてなくなった後、地金の鉄が錆び、最終的に穴が空きます。
錆びが出る前のメッキがある状態までに再塗装すると長持ちします。
このお家も一度再塗装入ってます。
でもさすがにもう錆びが出ちゃってるので葺き替えの判断はナイスです。

職人2人で馬鹿話や文句の言い合いをしながら、しかし工程を先読み、分担して効率よく進めていきます。さすが。
桟木も大きな腐れもなく、釘もしっかり効いていました。
さすがサンブキ!
以前葺いた職人さんも腕が良かったのでしょう!
平地で吹き上げるような風がないのも最良条件の一つかも。

監督という名目の使いっぱ山口くん。
下地に構造用合板を張るので、その下地を清掃していきます。指示される前にさらっとできるようになると工程がわかってきた証拠ですので頑張ってね。
桟が打ってあったところには垂木が下にいるのですが、それ以外は15ミリ厚の杉野地板を敷いているだけという昔の下地なので、下手に乗ると踏み抜きます。
桟木のあった場所に立って腰が引けてる山口くん。しっかり教えてもらってるんだね。

現場は楽しいね。和気あいあいやるのが良いよ。
しかもなるべく早く上げてね(笑)
もうすでに蒸し暑いので、熱中症に気をつけて!