みなさま、こんにちは。北川です。
今回はH様邸 屋根カバー工事の経緯をおつたえします。
【1】ご相談の経緯
【2】当方よりのご提案
【3】お打合わせによるご決定 ☜今回はココ
コロニアルへのガルバリウムカバーが葺き終わった様子(ICヒランビー 横葺き)
【3】
みなさま、こんにちは。北川です。
今回はご近所から歩いてご相談にみえられた、地元おなじみ様のご依頼です。
さて、前回はお施主様から秒速でご発注いただいたおはなしをしました。
というわけでお打ち合わせは材料の色決定ぐらいなもので、正直すべておまかせくださった状態です。
先日仕上げたばかりですが、大層暑いさなか大汗をかきながら大屋根・下屋根と下葺きを敷きまして、役物を取付け、本体を軒から順に水上へと葺いていきます。雪止めも忘れず。そして、雨押え・棟包みと仕上げていきます。
今回は屋根カバー・改修工事で留意すべき点を、いくつかご説明します。
・既存屋根の軒出サイズ・野地含めた厚さが物件ごとに多少異なりますので、軒先唐草/改修用スターターが規制成型品であわない場合に寸法をあわせた加工役物を事前に用意するか、現調時点で確認・手配が必要ですね。
・今回のように雨樋交換をする場合、先に既存雨樋をはずしてじょうご・支持金具の位置をマークしておく。
・敷地が狭い現場の場合、材料の屋根上げを早めにするか、段階的に材料をわけて持ってくる。
・なによりまずは、昇降機をかけるポジションを現調時に確認し、ステージの位置も足場をかける鳶さんと段取りしておく。狭い敷地の場合、最初に見極めが必要なところです。
いずれも、着工前・乗り込み時の準備となりますが、きれいにスタートを切るために必要な重要事項といえます。そして、乗り込みにははしご・脚立やビス類など忘れ物がないよう(個人的に)念入りに確認です。
H様、毎日お茶をご用意くださりありがとうございます、たいへんお世話になりました!!