雨仕舞を知る しごと働く職人転職 金切鋏の種類 建築板金工事をする際に、材料の素材や様々な形状や厚みに対応したり、作りたい形状に合わせて鋏を選ぶことになります。 切る、折り曲げる、取り付けるという建築板金3ファクターのうち、「切る」を担当するのが金切鋏です。 どういったものがあるのか紹介していきましょう 直切 直線を切るのに使います 柳刃 直線や曲線きりなどに活用で...
雨仕舞を知る しごと働く職人転職 モダン板金工具セオリー 金属外装工事=板金工事をする場合、大事になるのが様々な工具です。 リフォーム工事のような図面もないような現場合わせの工事ともなると、様々なシチュエーションに対応できるだけの多くの工具が必要になってくるかも知れませんが、基本的な工具を抑えておけばその延長で考えれば良いので、今回はそういった工具をご紹介いたします。 種類と...
雨仕舞を知る しごと働く職人転職 横葺き 地面に対して水平方向に葺く屋根を総称として横葺きといいます。読み方は両方「よこぶき」です。 英語だとRoof-singlesというのが多いようですね。訳としては板葺きということだそうです。 さて、立葺き以上に横葺きには多くのメーカーが商品化しており製品バリエーションがありますので、弊社Feat.オススメのメーカーをメイ...
雨仕舞を知る しごと働く職人転職 立葺き 地面に対して垂直方向に葺く屋根を総称として立葺きとか縦葺きといいます。読み方は両方「たてぶき」です。 英語ではStanding Seamというようですね。直訳で「立ってる縫い目」。なるほど縫い目に見えます。オシャレで気の利いた言い回しですね~。 さて、立葺きには様々なバリエーションがありますので、弊社Feat.取り扱い...
雨仕舞を知る しごと働く職人転職 屋根の部位名と役物の関係 屋根工事にあたって必要な部材を拾い出す際に、言葉を揃えておくと混乱なくできますよね。 上の家の絵で、部位から棒線引っ張って部位の名前を書き入れました。 他にもマニアックな形状の屋根の場合は色々と部位名があるのですが、スタンダードなこの辺りを抑えておけば共通言語はオッケーかと! 絵に書き入れ忘れましたが、棟に水平方向を桁...
雨仕舞を知る しごと働く職人転職 板金による雨仕舞と防水工事の違い 建築板金は建物の躯体を雨から守る「外皮」を作る工事です。 同じく、防水という工事もあります。 両者の違いはどこにあるのでしょうか。 結論から申しますと、例として「レインコート」と「傘や蓑」の違いの違いがわかりやすいのではないでしょうか。 レインコートは中の服を濡らさないよう雨を防ぐ雨具、傘や蓑は形状によって雨を避ける雨...
雨仕舞を知る しごと働く職人転職 軒先の水切りの寸法 建築板金で屋根を葺く際、葺きはじめのスターターとなる役物に軒先水切りがあります。 軒先水切りでも、形状によって様々な名称があります。 軒先水切り、唐草、安全唐草、スターター唐草などなど。 役割は、屋根本体の葺きはじめの引っかける部材、スターターとしての役目もありますが、より重要な役目となるのが「水切り」です。 上の絵は...
雨仕舞を知る しごと働く職人転職 雨仕舞には「あそび」が重要 つづきです。 入り組んだ屋根の納まりですが、本質を理解すればやるべきことは自ずと決まってきます。 とはいえ、毎度毎度悩みながら現場で合わせて行くしかないのです! トップ画像は本谷といいます。 屋根と屋根が交わる部分に谷間ができますから、そこに雨樋のように下まで雨水を流すように板金を敷きます。 当然水が集中する部分ですの...