骨伝導イヤホンてどうなの?汗や気になる耐久性を調べてみた

外現場で働くエンジニアは、作業の合間にお客様との連絡や材料店との資材の打ち合わせや発注に電話が欠かせません。

当然作業性を考えると通話はハンズフリーで行いたい。
しかし通常のイヤホンを長時間使用すると耳が痛くなったり、汗がイヤホンを伝って耳の中に入ってきたり、と不快な要素がたくさん。

そこで耳に装着せずに体に音振動を伝えて通話できる「骨伝導イヤホン」は実際どうなのか、詳しく調べてみました。

骨伝導イヤホンとは

骨伝導イヤホンは振動を使って音を収音するイヤホンです。

通常のイヤホンは音の振動を直接耳に伝えますが、骨伝導イヤホンは仕組みからそもそも違います。
耳で音を拾うのではなく、骨に音を響かせて体中に音を反響さるイヤホンです。
体中の骨に音が反響するため、聴覚・神経に直接音が作用します。

気になる音質は、音を振動で伝えるイヤホンより若干劣るといわれていますが、耳の穴に長時間つけないので、長時間の利用でも全く、苦ににならない仕様となっています。

鼓膜を通さずに音を伝える骨伝導イヤホンの仕組みはどうなっているのでしょうか。

骨伝導というからには、耳は使いません。

人間の体の中には、ある骨に音を伝えると体中で音を感じ取れる場所が存在します。
それは、頭部や頸部の骨です。骨伝導イヤホンのもっともすぐれている点はまさにそれで、耳をふさがないので周りの状況がちゃんと聞こえます。

例えばマラソンやジョギングをしているとき、周りの喧騒に気づかずに事故に巻き込まれてしまうことが考えられます。

骨伝導イヤホンは音楽を聴いてはいるものの、耳の穴は、通常のイヤホンと違いフリーな状態なので、周囲の状況を判別しながら音楽が聴ける安全面ではとても優れたイヤホンなのです。

先ほどもお伝えしましたが、骨伝導イヤホンは普通の音を並みをして耳に届けるものより音の質が正直劣ります。
こればかりは個人の好みの問題なのですが、骨伝導イヤホンを選ぶうえで必要なのはまずは骨伝導イヤホンを何に使うのかでしょう。

例えばランニングや重量トレーニングなどの運動をする場合、イヤホンをつけるとリラックスして音楽を聴けます。

しかし、中には骨伝導イヤホンを使う人も少なくありません。

その理由はひとそれぞれですが、運動中は汗をかくため耳周りにたまった汗だだまりで集中力が落ちる人も少なくありません。
そこで、耳に当てる必要のない骨伝導イヤホンを好んで使う人がスポーツをする人の中には多数いるのです。

骨伝導イヤホンの中には、音楽を聴くだけでなく、マイクを搭載しているものあります。
スマートホンで通話をしたり、のんびりしながらお話をする機会が多い人は耳にあてるイヤホンよりも、骨伝導イヤホンを選ぶ方がいいかもしれません。

どんな機能があって、どんな機能がないのか買う前に比べることも骨伝導イヤホンでスマートな生活を送るために必要な行動の一つです。

アスリートならなおさらでしょう。
選び方は人それぞれなので用途に合わせるのが正解です。

骨伝導イヤホンの音質と装着感

骨伝導イヤホンは周囲の音がきこえるため、状況判断を素早くできるすばらしいイヤホンです。

しかし、音質の面からみると普通のイヤホンと比べると音が劣化して伝わる性質があります。
それは音質を極めたソニーのような企業の方向性と違い軍事から発展しているからです。

イヤホンを使った無線交信を1970年代まで米軍はしていましたが、周りの状況がわからずに敵にやられる兵士が続出したために骨伝導イヤホンは作られました。
開発の経緯が耳に音波をあてるイヤホンと違うので音の劣化は仕方ないことです。

さて、人間の骨にダイレクトに振動を与えて音を伝える骨伝導イヤホンですが選ぶ際にはいくつかのポイントがあります。

現在はほぼすべてのパソコンやスマホに搭載されている機能があります。それはブルートゥースです。
ブルートゥースはIT機器を簡単につなげるために作られた規格で、現在iPhoneやGoogleピクセルにはイヤホンジャックはついていません。
なぜならブルートゥースを使用したイヤホンや機器を使用することを前提に作られているからです。

骨伝導イヤホンでブルートゥース対応のものを選ぶならコーデックが標準のSBC仕様のものだけでなく、高音質のコーデックを使用している商品を選ぶといいでしょう。

高音質コーデックには、APT-XやAACに対応しているものを選ぶと比較的いい音質で骨伝導イヤホンで音楽を聴けます。

標準タイプのSBC仕様のものは、価格的には手が届きやすいのですが、音楽を聴くだけならそんなに高音質タイプにこだわらなくてもいいかもしれません。

しかし、現代はスマホでゲームをする人が圧倒的多数でしょう。
ゲームをするなら高音質のAPT-XやAACに対応している骨伝導イヤホンを使いましょう。
また、ゲーム画面とずれが生じないように高品質な骨伝導イヤホンを選ぶことをお勧めします。

ブルートゥース以外にもイヤホンジャック付期の骨伝導マイクがありますが、お手持ちのデバイスにイヤホンジャックがなえれば使用できませんのでご注意ください。

有線接続タイプの骨伝導イヤホンはブルートゥースタイプの骨伝導イヤホンより高音質になのものが少なくないので、音質重視、ゲームプレイを中心に考えている人は有線タイプ骨伝導イヤホンを購入するのもありです。

有線といってもちゃんと配線をすれば、作業やスポーツで線が邪魔になるということもありません。

あとは価格帯や使い勝手をレビューなどで確認しながら自分に合った骨伝導マイクを選びましょう。

様々な機能を持つ骨伝導マイク

骨伝導イヤホンは人によって装着感を気にする人も少なくないでしょう。
なぜなら多くの骨伝導イヤホンはこめかみに直接触れるタイプの商品がほとんどだからです。

こめかみは経絡が走っているツボの一つなので装着しているとなんだかクラっと来る人も少なくありません。
こめかみから外れないようにホールド力を強化した骨伝導イヤホンもあり、長時間使うのに向いていない骨伝導イヤホンも少なくありません。

骨伝導イヤホンのホールド力が気になる人は、実際に使用している友人やショールーミングで試着をしてみるといいでしょう。
自分のサイズとホールド感にあったものを選びます。

また、屋内・屋外限らずサングラスやメガネを使用して仕事をする人も少なくありません。
骨伝導イヤホンの中にはホールド力を高めるために、遊びを余分に作っている商品もあります。
メガネやサングラスをしているとき、はずしているときともずれ落ちない骨伝導イヤホンを選ぶようにしましょう。

骨伝導イヤホンを扱っているお店の中には、装着方法やこんなときどうすればいいかちゃんと答えてくれるお店もあります。
通販では、そういったサービスは受けられないので、骨伝導イヤホンは店頭で購入するのが一番の近道ではないでしょうか。

さらに、骨伝導イヤホンの中には、万人の頭にフィットするように調整できるタイプの骨伝導イヤホンも存在します。
人より頭が少し小さかったり、大きかったりする人にとっては調整可能な骨伝導イヤホンは非常に重宝されます。
ですが、調整できるからと言って試着をしないでい買うと後悔することになりかねません。
必ず試着をして自分のスタイルに合った骨伝導イヤホンかどうか確かめてから購入しましょう。

骨伝導イヤホンの接続方法には先ほどの言いましたが2種類の接続方法あります。
それはブルートゥースと有線です。

いろいろな場所で作業をする人におすすめなのはやはりブルートゥース骨伝導イヤホンです。
線がないので、自由にうごきまわれるし、そのままでもスマートフォンの音楽を流せます。
テレビやパソコンがブルートゥースに対応していれば、家に帰っても仕様できるので一石二鳥です。
利便性を考えるのであればやはりブルートゥースタイプの骨伝導イヤホンに軍配が上がります。

有線の骨伝導イヤホンは線の存在がどうしても邪魔になってしまいがちです。
しかし、線が邪魔というデメリットだけでなく、メリットもあります。
ブルートゥースタイプの骨伝導イヤホンより高音質で音楽を聴けるのです。

ただし、アンプのあるなしで音質がかなり違うので、アンプの有無をちゃんとチェックしましょう。

メリット・デメリットおすすめの骨伝導イヤホン3選

では骨伝導イヤホンのメリットやデメリットはいったいどんなことがあるのでしょうか。

細部まで探ってみました。音楽を聴く人はあまり気にしませんが、マイクの機能がついている骨伝導イヤホンとそうでない骨伝導イヤホンがあります。
なので、スマートフォンで音楽を聴くのに骨伝導イヤホンを使っている人は、マイクがついている骨伝導マイクを選びましょう。
そうすることで、音楽と通話両方に対応した骨伝導イヤホンライフを楽しめるはずです。

骨伝導イヤホンにはどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか。

骨伝導イヤホンのメリットはやはり何と言っても耳をふさがずに音を聞けることです。
周囲の音も聞きながらきけるので、安全性は最強です。
また、周囲がうるさい場合でも音が骨をに伝わってバッチリ聞こえます。

耳の中にある鼓膜を震わせずに音を聞ける骨伝導イヤホンは長時間使用しても耳がつかれにくい特徴があります。

また、耳を圧迫する感じがないものメリットと言えるでしょう。

一方骨伝導イヤホンのデメリットはあまり知られていませんが、音もれしやすいことです。
ボリュームによっても違いますが、あまりにも音を大きくしていると音漏れして周りに迷惑をかけてしまうこともあります。

また、高級イヤホンのように音質を気にする人には骨伝導イヤホンは向いていません。
音が高級イヤホンと比べると明らかに劣るからです。

おすすめの骨伝導イヤホン

allimity

骨伝導スポーツイヤホン 耳フリー Bluetooth4.1 低価格で、初めての骨伝導イヤホンにピッタリです。

低価格ながら、防水仕様で、汗や小雨程度なら問題なく動作する頑丈なブルートゥースタイプの骨伝導イヤホンです。

キャンプや登山をする方にお勧めの骨伝導イヤホンとなります。
初心者にもやさしい設計になっているのがうれしいポイントです。

 

Sumeber

骨伝導 ヘッドホン 有線 子の骨伝導イヤホンはヘッド分に防水性を備えています。
多少の雨や汗程度なら壊れることもありません。

ランニング、登山、サイクリングにおすすめの骨伝導イヤホンです。

また、気になる音漏れも少なく、音を小さくしてもキレイに聞こえる骨伝導イヤホンです。

 

Aftershokz Sportz

耳骨伝導ヘッドフォン マイク付き 軽量、柔軟、頑丈なチタンでできたヘッドバンドが特徴的な骨伝導イヤホンです。

装着感も非常によく骨伝導イヤホンにありがちな耐久性も問題ありません。

もちろん汗や水に強くランニングなどのスポーツにピッタリです。

マイク付きというのもこの骨伝導イヤホンを使うメリットの一つです。

 

広告
スポンサーリンク
一緒に働きましょう

家を守り暮らしを守るのが外装の仕事です

みんなの頑張りが、地域の暮らしを守ります。あなたの手で、地震に強く火事に強い金属外装で、豊かな暮らしを届けましょう。
資材を学ぶ
Feat.の母体は建築板金資材販売会社の株式会社高木。横浜で昭和29年から続く老舗です。常に多くの資材を扱い、古くからある材料から最新の材料まで、調達の経路や使用方法にも精通しています。多くの取引メーカー・問屋から常に新しい情報が入る環境で、多くの材料に関する施工を学べます。
経験を積む
Feat.には、こだわりの高い依頼主様からの要望に応えてきた現場監督・職人=エンジニアが在籍しています。外装は建物自体を守る重要な仕事ですから、仕上がりの品質ももちろんのこと、雨漏りをさせない雨仕舞いに対する品質が重要で、その経験は机上では積めません。仕事は現場から学ぶのが最も効率的なのです。
選ばれる人になる
Feat.は多くの要望に応える中で信用を積み上げて来ました。そしてその信用は現場のみんな、エンジニアの各人に向けられています。「次の現場も〇〇さんが来るんだよね?」そう言った言葉をいただくたびに現場で頑張るみんなを誇らしく思い、また感謝します。スキルを高め、お客様に選ばれる人になりましょう。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事