今回はK市M区のKさんから質問を頂いたのでお答えしたいと思います。
Q:水切り、見切りなどそれぞれどのような状況で必要になりますか?それぞれ用語と内容の定義を教えてください。
とのことです。
ご質問ありがとうございました。
さて、Kさんは少し混乱されているような感じですね!
専門用語、建築用語ですので無理もありません。
まず、質問への回答としては、
A:水切りとは水を切る機能のことで、見切りとは仕上が途切れる箇所のことを指す建築用語です
ということになります。
各種板金水切りに関しては以下の記事で図をつかって説明しています。
他にも「雨仕舞を知る」カテゴリーで色々と記事を掲載しておりますので、ご興味がありましたらお読みください。
https://feat.kk-takagi.co.jp/category/雨仕舞を知る/
見切りに関しては、例えば屋根の軒先から壁までをつなぐ天井部分(軒天)と壁の取り合い部分、軒天に対して外壁材が接触する部分の外壁材料が「見切れて切り口が見えてしまうところ」です。
TV業界の「おいそこのAD!見切れてるよ!フレームからハケろ(外れろ)!」というものに似ていますね。
つまり見えてはいけない部分が見えてしまっていることを「見切れてる」と表現するのですね。
そうした見えてはいけない部分を「見切り縁」という板金役物で切り口を包んで隠してあげると仕上がりがきれいに納まります。
Kさん、いかがでしょうか?
回答がズレていましたらご指摘くださいね!
こういったQ&Aもどんどんやっていきますので、どしどしご連絡ください。