今回はK市M区のKさんから質問を頂いたのでお答えしたいと思います。

Q:水切り、見切りなどそれぞれどのような状況で必要になりますか?それぞれ用語と内容の定義を教えてください。

とのことです。
ご質問ありがとうございました。

さて、Kさんは少し混乱されているような感じですね!
専門用語、建築用語ですので無理もありません。

まず、質問への回答としては、

A:水切りとは水を切る機能のことで、見切りとは仕上が途切れる箇所のことを指す建築用語です

ということになります。

各種板金水切りに関しては以下の記事で図をつかって説明しています。

他にも「雨仕舞を知る」カテゴリーで色々と記事を掲載しておりますので、ご興味がありましたらお読みください。
https://feat.kk-takagi.co.jp/category/雨仕舞を知る/

 

見切りに関しては、例えば屋根の軒先から壁までをつなぐ天井部分(軒天)と壁の取り合い部分、軒天に対して外壁材が接触する部分の外壁材料が「見切れて切り口が見えてしまうところ」です。

外壁材の切り口が見切れてる絵

TV業界の「おいそこのAD!見切れてるよ!フレームからハケろ(外れろ)!」というものに似ていますね。
つまり見えてはいけない部分が見えてしまっていることを「見切れてる」と表現するのですね。

そうした見えてはいけない部分を「見切り縁」という板金役物で切り口を包んで隠してあげると仕上がりがきれいに納まります。

外壁材の切り口を見切り縁でカバー

Kさん、いかがでしょうか?
回答がズレていましたらご指摘くださいね!

こういったQ&Aもどんどんやっていきますので、どしどしご連絡ください。

広告
スポンサーリンク
一緒に働きましょう

家を守り暮らしを守るのが外装の仕事です

みんなの頑張りが、地域の暮らしを守ります。あなたの手で、地震に強く火事に強い金属外装で、豊かな暮らしを届けましょう。
資材を学ぶ
Feat.の母体は建築板金資材販売会社の株式会社高木。横浜で昭和29年から続く老舗です。常に多くの資材を扱い、古くからある材料から最新の材料まで、調達の経路や使用方法にも精通しています。多くの取引メーカー・問屋から常に新しい情報が入る環境で、多くの材料に関する施工を学べます。
経験を積む
Feat.には、こだわりの高い依頼主様からの要望に応えてきた現場監督・職人=エンジニアが在籍しています。外装は建物自体を守る重要な仕事ですから、仕上がりの品質ももちろんのこと、雨漏りをさせない雨仕舞いに対する品質が重要で、その経験は机上では積めません。仕事は現場から学ぶのが最も効率的なのです。
選ばれる人になる
Feat.は多くの要望に応える中で信用を積み上げて来ました。そしてその信用は現場のみんな、エンジニアの各人に向けられています。「次の現場も〇〇さんが来るんだよね?」そう言った言葉をいただくたびに現場で頑張るみんなを誇らしく思い、また感謝します。スキルを高め、お客様に選ばれる人になりましょう。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事