棟の三つ又部分を納めよう

寄棟屋根の頂上では棟が三つ又状になるところがあります。

わりとこれは?という納め方をしているのを散見しているので、

三つ又棟の施工不良

注意点をまた落書き(笑)してみました。

ポイントは、はじめの下り棟の棟板金を他の面の部分にもかぶせて、しっかり釘で留めつけることですね。
これをしないでツきつけでコーキングで納めてしまうと、三つ又のつないでいる部分から漏水の恐れがあります!

コーキングに頼ってしまうと、施工直後は良いのですが経年劣化で弱点が露見するのですね。

この落書きから先ほどの写真を見ると違いがわかるかと思いますが、このような取れ方はしないはずですよね。
取れちゃった棟以外の被害がほぼ無く、スポンといなくなってる。
他の面へのかぶせが浅いか、かぶせていても他の面の貫板にしっかり留めてなかったのかもしれません。

結構見かけるので、昔の施工マニュアルではそうだった可能性もありますが・・・

写真の屋根を納めた先輩のフォローを入れますと、この写真の屋根は20年は経っています。
特に雨漏りなどしていませんし、それだけの期間不具合を出さないというただちに不具合が出るということでもありませんので、目を▽にしないであげてください。
あくまで推奨する納め方をお伝えしているだけですので!

参考になりましたでしょうか。
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