みなさま、こんにちは。北川です。
外装工事のあるある話 忘れ物/失敗談その3です。
今回は忘れ物というより、材料「足らず」の話です。
まず、屋根葺き(カバーも含む)をするとき およそ以下の材料が必要です。
(ビス類を除く)
・野地板(カバー工法では不要)
・ルーフィング(下葺き材)
・軒先水切り/唐草
・けらば
・屋根本体
・雪止め
・谷
・棟包み
・雨押え
※ちなみに足らずとは、材料が注文した分では「足りない」状態、「足りない分の数量」を指します。 不足分をすぐ調達して無駄に工期を伸ばさないよう注意が必要。
本体以外の役物は見積時に数量判明しているわけですが、 屋根の見積面積より実質多く必要な「屋根本体」数量について 通常当社含む各社、平米/〇〇円という見積仕様にします。
いざ受注して材料を用意するときは、一束/ケース△△円の単位となり かつ4-16枚など一束毎の枚数計算で、部分カットする歩留まりも含め多く注文しなければ なりません。(屋根の片端は成型規格からカットしなくては納まらないため)
するとわたしのよくあるミスで、ルーフィングまでは余分にもってくるものの 横葺きの屋根材を大抵すくなく注文しており
「足らず」発覚
→問屋さんICへ電話
→第3京浜新横インター傍まで在庫を取りに行く
というムーブが発生します。
これを見越して問屋在庫の製品を見積仕様にするときもあります。
じつはこの現象。
材料を極力多く注文しない、場合により捨てる過剰仕入を減らすのと 諸刃の剣、と考える人もいます。
なので恥ずかしいミス、と必ずしも言い難いのですが。
わたしの場合は、乗りこみの翌日持参した屋根材本体の量をみて
親方「これで足りるんか??」
わたし「だいじょうぶです、多めに注文しました」
といっておいて、7割がた進んで「足らず」が1束どころではないのに あわてて追加注文を電話するので「恥ずかしい」失敗です。
ギリギリをせめたのでなく「まるで」足りない、計算間違いです。重ねも度忘れするとか。
同業者みなさま、いまさらながら注文数量の計算ミスにはよくよく注意いたしましょう。
とくに短納期の現場、納期に時間かかるものは。逆に多すぎるのもなんぎではありますが。
以上恥ずかしい失敗 その3、でした。